オンライン和裁教室 ⑳衿納め その2

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着物を縫うことを楽しむためのウェブサイトを開設しました。
和裁用語や基本の縫い方などをストックしています。
足りない情報を補えるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。

前回衿巾で折ったことでバチ衿の形が見えてきたと思います。
今回で、衿が完成しますので張り切って進めていきましょう!

動画

準備する物

  • 三ツ衿芯用の布
  • 身頃
  • 針と糸
  • コテ
  • ものさし

解説

  • 三ツ衿芯を用意します。:大きさ3寸×2寸9分(浴衣のあまり布、もしくは、浴衣と同じような素材の布)
  • 三ツ衿芯を留めます。
  • 出来上がりの衿巾で折り、まち針で留めます。
  • 本ぐけで衿納めをします。

参考資料

なぜ三ツ衿芯を入れるのか?!
肩明きで切り込みを入れ、衿を付けると、背中心の部分だけ布が1枚少ない状態になります。
このままだと背中心だけ衿の厚みが薄いので、三ツ衿芯を挟み、厚さの均一をはかっています。

バチ衿を作っていく準備が整いました。
次回は、袖付けになります!
次回の更新は、2月19日(土)です。